みやの/(20)


T163/ B94(G)/ W60/ H102

ケダモノ姫(1)

X世からX世へ移行しようとする時代の日本には、まだ人知れず存在している異空間がありました。そこには、古くから人間の言葉を理解する山犬やオークなどの大きなケダモノ達が住んでおり、人間たちから陰毛の森に潜む獣たちを荒ぶる精獣としておそれられていました。そのケダモノ達を従えていたのが変身時に触手塗れのデイダラボッチになるチチ神で、性域たる森林を守っていました。

しかし、人口が増えてきた人間たちは原性林を切り開き、性という性を排除して女性に優位な男女平等という名の女尊男卑を作ろうとしていました。

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