ゆらこ。/（21）

上位神より奴隷が届く

私もまた、かつてのあなたが見下してきた種類の小娘なのだろう



“選ばない”選択を自らしなくては、きっと完成しない



細やかに喋らせて模倣しても良かった

でもそれじゃあ二番煎じ

M性感のこんな店で出会う私を選んだってつまらない



せっかくの両刀使い、せっかくのオールラウンダー

まだ透けて見える尊厳欲求をゆさぶってみた



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ご主人様からの言いつけ

私の命令に従う形であれば、可愛くてみっともない正装からも、長く外せていない貞操帯からも、昨日だけは解放してもらえたんだって

だからあの時間、“命令”はしてあげないことにした



｢お前がそうしたいならそうしていいよ？｣
｢欲しいの？｣
｢本当は？｣
｢ひみつにしててあげるかもよ？｣
｢こういうのは好きじゃなかったかな…ごめんね？｣



決めてあげない

脱がせてあげない



いくらだって甘やかしてあげるよ

その口で求めてくれたなら



｢ダメ｣だっけ？

あれはまずかったんじゃない？

どっちだった？



セーフなら90点をあげるね

お前のご主人様がアウトと言えば89点



最後の射精、無くならないといいね



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あの子をしつけてらっしゃる女性へ💌 ̖́-‬



名前を伏せるためにここでは｢ご主人様｣という表現をとりました

ずれていたらごめんなさい

その場合はブタさん経由でここでの呼称を教えていただけたら嬉しいです



また、2つの理由から 鍵については一旦保留とさせていただきました

私の過去のほうは戻ってすぐに確認済みで、まずそうはならない約束とともに、万一の場面に陥っても対処が可能となっています



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たのしい夜でした

またね